このたび、CommonMPの新しいバージョンであるVer1.4.0をリリースすることとなりました。 CommonMP Ver1.4の新機能紹介動画 今回のバージョンアップでは、要素モデル間の要素接続数の増加にともなうメモリ消費量を抑制する機能や、演算に必要なメモリを予め確保することにより演算速度を向上させる機能等により、演算性能の向上を図っています。 また、CommonMP-GISにおいては、国土地理院の電子国土サーバより電子国土情報やオルソ画像を取得し、地図上に表示する機能を追加しました。これにより、インターネットに接続できる環境においては、細密な背景画像を地図上に表示することが可能になりました。ダウンロードファイルの容量も削減することができました。 今回のバージョンアップからCommonMPのダウンロードの方法が変わりました。すでにCommonMPのダウンロードをしたことのあるユーザの方は、ダウンロード・サイトよりダウンロード時に用いたメールアドレスを入力するだけでダウンロードすることができます。ダウンロードを一度もしたことのないユーザの方はユーザ登録サイトからユーザ登録してください。 ダウンロード・サイト: http://framework.nilim.go.jp/platform/download.html ユーザ登録サイト: https://framework.nilim.go.jp/platform/usr-regist.html 【Ver1.4.0の主な改良点】 <プラットフォーム機能改善/追加> ・同一内容の要素接続において伝送情報のコピーを作らず共有する機能を追加したことにより、メモリの使用量を抑制 ・演算に必要なメモリを予め確保することにより演算速度を向上させる機能の追加 ・複数の要素モデルを連続してインストールできるよう改善 <GIS機能改善/追加> ・背景地図と画像を国土地理院の電子国土サーバから取得し、表示する機能の追加 ・河道断面編集機能において、測量年度ごとの河道断面を重ね合わせ、表示する機能を追加 ・樹木群/死水域/分合流/急拡急縮データのインポートエクスポート機能を追加 ・河道の高水敷、低水路の粗度係数を区間毎に一括設定する機能を追加 ・横断面のパネル番号の変更に伴う粗度係数の再設定機能を追加