今回で7回目となる土木学会研究討論会を下記のとおり実施しました。今回は、水理・水文解析プラットフォーム間の協力連携や人材育成をキーワードとして、討論を行いました。 冒頭にプロジェクト事務局より動画を用いたCommonMP Ver1.4の新機能(GISによる電子国土データの閲覧機能等)の紹介がありました。 清水教授(北海道大学)からは、iRICとCommonMPとの連携について話題提供がありました。立川教授(京都大学)からは、建設コンサルコント協会と土木学会が連携して、要素モデル等を作成・公開することが発表された他、大学での既存の要素モデルの活用についての紹介がありました。 最後に、CommonMPやiRIC等の水理・水文解析プラットフォームの活用に関するシンポジウムを開催するべきとの提言がなされました。 ■ 題目:水理・水文解析のための汎用プラットフォームによる協力連携と人材育成 ■ 日時:2014年9月12日(金)12:45~14:45 ■ 場所:大阪大学 豊中総合学館302 ■ 討論会メンバー: 座 長:山田 正(中央大学・教授、CommonMP推進委員会・幹事長) パネリスト:立川康人(京都大学・教授、CommonMPプロジェクト推進委員会・技術部会長) 大平一典(中央大学・特任教授、CommonMPプロジェクト推進委員会・普及・参画会長) 清水康行(北海道大学・教授) 藤巻浩之(国土交通省水管理・国土保全局・河川情報企画室長) 白﨑 亮(国土交通省 水管理・国土保全局下水道部・流域下水道計画調整官) 福濱方哉(国土交通省 国土技術政策総合研究所・水環境研究官) ■ 討論会の内容: ・ 開会あいさつ(座長) ・ 事務局からの情報提供 CommonMP Ver1.4新機能デモ プロジェクトの経緯 ・パネリストからの話題提供 中央大学 国際水環境理工学人材育成プログラムにおけるCommonMPの活用(大平) 国土交通省における人材育成について(藤巻) 下水道分野におけるCommonMPの活用(白﨑) CommonMPを計算エンジンとする実時間流出予測システム、 CommonMP要素モデルの作成・公開について(立川) iRICから見たCommonMPとの連携について(清水) 水・物質循環解析ソフトウェア共通プラットフォーム 今後の展開(福濱) ・ 会場との自由討論 ・ 閉会あいさつ(座長) [研究討論会発表資料のダウンロード]