今回で6回目となる土木学会研究討論会を下記のとおり実施しました。 今回は、国内での普及や国際展開を中心の討論しました。国内での普及については、国土交通省が開発した要素モデルを早期に公開すること、サポート体制を充実させる必要があるとの意見が出されました。また、国際展開については、OpenMIやWaterMLが戦略的な動きをしていることを受け、産官学を連携してグローバル戦略を策定する必要があることが述べられました。 ■ 題目:水理・水文解析のための汎用プラットフォームの活用と国際展開 ■ 日時:2013年9月4日(水)16:15~18:15 ■ 場所:日本大学 生産工学部津田沼キャンパス37号館303、304教室 ■ 討論会メンバー: 座 長:山田 正(中央大学・教授、CommonMP推進委員会・幹事長) パネリスト:立川康人(京都大学・准教授 CommonMPプロジェクト推進委員会・技術部会長) 藤原直樹(建設技術研究所・河川部長) 青木純一(日立製作所ディフェンスシステム社・主管) 内藤正彦(国土交通省水管理・国土保全局・河川情報企画室長) 白﨑 亮(国土交通省 水管理・国土保全局下水道部・流域下水道計画調整官) 福濱方哉(国土交通省 国土技術政策総合研究所・水環境研究官) ■ 討論会の内容: ・ 開会あいさつ(座長) ・ 事務局からの情報提供 CommonMPデモ プロジェクトの経緯 水理水文情報の国際標準化動向 ・パネリストからの話題提供 OGCへの対応の経緯(Water-MLを含む)、OpenMI国際標準化の影響(青木) CommonMP普及・活用の障壁(藤原) 河川行政での取り組み(内藤) 共通プラットフォームCommonMP流総計画モデルについて(白﨑) CommonMPを計算エンジンとして使い込む応用アプリケーションプログラムの例(立川) 水・物質循環解析ソフトウェア共通プラットフォーム 今後の開発方針(福濱) ・ 会場との自由討論 ・ 閉会あいさつ(座長) [研究討論会発表資料のダウンロード]