CommonMP
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水・物質循環解析ソフトウェア共通基盤の開発に関するシンポジウム

シンポジウムの概要
  2008年3月24日、年度末の忙しい時期にもかかわらず、100名弱の参加者を得て、水・物質循環解析ソフトウェア共通基盤の開発に関するシンポジウムが土木学会講堂(四谷)にて行われました。 

 

 
  シンポジウムでは、冒頭国土技術政策総合研究所大平河川研究部長からソフトウェア共通基盤の開発目的についての説明があった後、同国総研河川研究部河川研究室の菊森主任研究官からこの1年間検討されてきたソフトウェア共通基盤の要求仕様案が発表されました。要求仕様の発表においては、イメージを掴みやすいように、アニメーションを用いた説明も行われました。

 引き続き、京都大学市川先生より水理水文モデル構成システム(OHyMoS)のデモンストレーションが行わました。市川先生によるとオブジェクト指向の開発環境をプログラム開発に用いることにより、手続き型のC言語やFORTRANを使った開発に比べてかなり省力化が図られたそうです。その後北海道大学の清水教授及び京都大学の竹林准教授による日米共同開発による河床変動計算のデモンストレーションが行われました。清水教授と竹林准教授のモデルは河道のみのモデルであるので、流出部分等の他のコンポーネントを利用出来るようにするため将来的にはCommonMPの仕様にも合わせるようにしたいそうです。

 次に菊森主任研究官よりCommonMPの開発・運営体制や開発スケジュールについて説明があり、CommonMPのウェブサイトを活用して要素モデルに関するアンケート調査やソフト共通基盤の要求仕様に関する意見照会を行っているとの情報提供がありました。また、今後はウェブサイト上でのコミュニティの創設等に取り組んでいくそうです。

 最後に土木学会水工学委員会委員長である中央大学山田教授より、最近の水理・水文・物質循環に関するデータや解析手法に関する話題提供として、国土交通省における洪水予報センターの設置等があり、世の中の動きもデータや解析ソフトウェアの重視という方向に動いていることが報告されました。また、過去の成果を積み上げていくためにCommonMPの仕様に合致しているしていないにかかわらず、開発されたソフトウェアを登録して誰もが使える状態にしなければいけないとの意見が述べられました

 シンポジウムの資料のダウンロードは こちら

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